草フットサル考察

社会人が週1月1でやるレベルでのフットサルに関する考察を書く

基本的な動きの名前

基本的な動きについて、共通認識化するためにも名前を覚えておくとよい。

わかりやすいサイトがあったので、参考にしたいものを抜粋。

 

参考サイト:日本フットサルとスペインフットサル

 

パラレラ

 底の選手がサイドに出して、同じサイドの裏に走る動き。

 

 

カーテン

 ボールを持ってる味方とそのDFの間に入る動き。

 

 

ディビディル

 囲まれる位置にボールを持って行くことで残りのメンバーを数的有利にする動き。

これは意識的にやったことなかったので活用したい。

バルサがパス回しの際にわざわざ狭いとこにパスして、

取られそうになって戻すのを見て「危ないな~」と思ってたが意図があったのか。

 

 

ブロッケイオ

 敵DFの動きを体を入れておいて邪魔することで味方をフォローする動き。

 

 

首を振る

周りの状況を確認する行為、簡単なようで難しいスキル。

 

パスをもらう前には、特に相手ゴールに背を向けている場合は

もらう前に必ず首を振って状況を確認しておく必要がある。

 

もらってすぐに振り向ける状態なのか、

左右どちらにボールを置いた方がいいのか、

相手がカットを狙っていないか(体を入れる必要がないか)、

などを確認するためである。

 

ちなみにサッカー経験者である知り合い曰く、

「DFしてる時、首を振ってるやつにはカットに行かない。」

とのことだった。

 

  

腰を落とす

フットサルというより全スポーツにおける大事な基本姿勢。

 

プレー中、腰が落ちている分だけ可動域が生まれると言っていい。

ジャンプ気味になったり上体がスウェーのようにのけぞると、

その後の行動は著しく制限されてしまう。

 

例えば、ボールを持っている相手選手に詰めていき、

相手がクリアをしようとするとき、ジャンプ気味に足を出す人がいる。

このように腰を浮かせてしまうと相手が切り返しても対応できない。

またバウンドボールをトラップする時やDFで1対1になった時にも、

腰が浮いてしまう人がいる。

 

巧くボールをコントロールしよう、とか

相手のボールを華麗に奪おうとかを考えるよりも、

腰を落として多少トラップをミスっても次のタッチをすぐ出せるようにとか

相手が抜きに来たところに体を入れられるように身構えるとかの方が、

技術力を要求されない上に安定したプレーとなる。

 

 

開いて受ける

サイドでパスを受けるときのテクニックの一つ。

 

中央にいる味方選手がボールを持っており、その前に相手選手がいる。

自分はサイドでフリーになっておりパスが欲しい状態とする。

 

この際、初心者はついついゴールに近い位置に行きたがるのか、

中央寄りでパスを受けようとしてしまう。

しかし中央に寄れば寄るほど、ボールが来る向きとゴールの向きは逆になっていく

つまり後ろから来たボールをトラップしてゴールに向かうという形になる。

これは難しい、トラップが離れすぎたり、足元に入りすぎたりする。

中央に寄れば相手DFのチェックが早くなるのも嬉しくない。

パスをする側からしても相手DFにカットされる可能性が高くなってしまう。

 

そこでサイドに寄ってボールを受ける(開いて受ける)とうまくいきやすい。

サイドに開けば開くほど、ボールを受ける方向とゴールの方向は同じ方向になる。

受ける際に全体が見渡しやすいのも利点の一つだ。

更には相手選手も離れているのでプレスがかかりにくい。

 

この「開く」という行為は技術的には初心者でも当然出来ることなので、

是非とも意識して行うようにするとよい。

 

 

縦に入れる

縦に入れることによって展開が生まれるという話。

 

ダイヤモンド型で底となる部分の選手がボールを持っている際に(図1)

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サイドの選手にボールを渡すと、展開が詰まりやすい。(図2)

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上の状態からだと大抵は底となる選手にボールを戻すこととなる。(図3)

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その際底の選手が逆サイドに出すにはリスクを負うこととなるため、

しょうがなく大きく蹴るなどをしてしまうこととなる。

 

そこで底の選手からトップの選手に縦に入れる展開が必要となる。(図1)

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縦にボールを入り、トップがボールを持つと

DFはボールを持った選手にアプローチに行くことになる。(図4)

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その際に例えばサイドの内どちらかは裏を狙い、

底の選手がその空いたスペースでリターンをもらうようにすると、

展開が詰まりにくくなる。

 

これが縦にボールを入れることによる展開である。

当然トップの選手はボールをもらうために出入りする動きが必要となるし、

ボールをキープする技術が必要となる。

 

DFを引っ張る動き

プレスを緩めてポゼッションを安定させるための行動の一つ。

 

後ろから組み立てる際(キーパーのスローからスタートする際等)に、

味方の選手は戻りながらボールを受けようとするのが基本だ。

 

しかし全員がこの動きをやってしまうと、

自陣内に敵味方のフィールドプレーヤーが密集してしまい、

プレスが厳しくなりボールキープが難しくなる。

 

そんな時は一人が相手陣内の深くで受けようとする動きを見せる。

そうすれば相手も1人2人が付いてこざるをえなくなる。

その結果コート全体に人が散らばる形となり、

プレスがかかりずらくポゼッションの安定化を測ることができる。

 

 

下がって受ける

誰にでも簡単にできて有効な行動の一つ。

 

自分が一番後ろにいる立場で、サイドにいる味方にパスをした後、

2,3歩下がるとリターンパスを受けた際に余裕が生まれやすい。

 

サッカー経験者にとっては至極当然のことだが、

素人はむしろ近づいて受けてすぐ詰められて困ったりする。

全く技術が要らない上に効果的なのでぜひやってみよう。